ラグビーワールドカップにおける外国人の心配事とは
ネットニュースを見ていたら気になる記事を見つけました。
それは、「外国人から観た日本ラグビーワールドカップの心配な点」です。
どういうことかと言うと、今年行われるラグビーワールドカップの開催国である日本が頑張ってほしい事をアンケートした記事なんですね。
ラグビーワールドカップを観戦するために海外からたくさんの外国人が日本に来ますよね。
であれば、外国人への対応は万全なのか?って心配な声があるのも事実なんですよ。
で、そのアンケート結果を見たら「なるほどなぁ。確かに。」って思ったので今回、取り上げてみることにしたんです。
それでは、第一位から行ってみましょう。
第一位 「乱暴な酔っぱらいへの対応」78票
まぁ、これはラグビーワールドカップだけではないですけど、たしかにスポーツ観戦後に居酒屋などの飲み屋で激論を戦わせているファンはいますね。
でも、ああだこうだって言い合っているうちは良いんです。問題は乱暴になった時です。
日本人同士なら第三者が仲裁に入ったりできますけど、外国人同士が暴れだしたら言葉がわかりませんからどうしようももありませんよね。
こういう場合は日本の警察に頑張ってもらいしかありません。もしくは居酒屋など店の対応も臨機応変にやってもらいたいですね。
お酒は楽しく飲みましょう。
第二位 「ゴミの処理」47票
ちょっと前に日本のサッカーファンによる試合後のゴミ拾いが話題になりました。話題になるくらいですからその行為は珍しいことだったのでしょうね。
知り合いに聞いてみたら海外では試合会場はもちろん路上にもゴミを捨てる人が多いそうです。そうなれば開催国である日本の会場もゴミ問題は避けられないですよね。
日本人はマナーとしてゴミ捨てはいけないことと教えられてきたし、実際に捨てる人はいますけど数としては少ないでしょう。ですが外国人はどうかわかりません。
清掃業者の方もおられますけど、やっぱりきれいな会場で試合観戦したいですよね。
だとすれば、持ち込んだものは責任を持って持ち帰るというマナーはしっかり守って欲しいものです。
第三位 タトゥーを入れた人の温泉、銭湯での対応 38票
日本人の人なら銭湯に行ったら「入れ墨の方お断り」って注意書きを見たことありますよね?つまり、日本人は「入れ墨は反社会」っていう考え方なんです。
でも、外国人の人はオシャレでタトゥーを入れています。ですから、外国からラグビーの応援に来た人が当たり前のように銭湯や温泉に入りに行くこともあるんですよ。
そうなると、銭湯や温泉を経営する人が、タトゥーを入れ墨として扱うのかオシャレとして扱うのかが判断の分かれるところでしょう。
第四位 日本にラグビーへの関心を持たせられるか。20票
どうも記事を読んでいると日本人はラグビーに関していまいち熱が入っていないように外国人は感じているようなんです。
確かに野球やサッカーに比べるとファンの数は少ないと思いますね。
しかし、2015年のワールドカップ以降、少しずつではありますけど日本人の中にも関心を持っている人は増えています。
それを証拠にテレビ番組でもラグビーを取り上げられる機会が増えてきましたし、コマーシャルでもラグビー選手を起用するケースもあります。
私の希望でもありますけど、2019ラグビーワールドカップが日本で開催されるのを期に、ますますラグビーファンが増えることを期待したいですね。
第五位 外国人への人種差別的な発言をしないこと 7票
この7票を投じた人は、これまでにどこかで人種差別的なことを言われた経験があるのかも知れません。これはとっても残念なことです。
外国人の方が日本に来られたら風習や習慣、マナーなど自分の国とは違うので戸惑われる場合も多いでしょう。そこは我々日本人は寛大な心で受け入れなければなりません。
ましてや、そこで人種差別的な発言をするのは決してやってはいけないことです。
日本はホスト国なのですから、外国に対しては「どうぞ、安心してお越しください。」という気持ちで接したいですね。
以上がジープラスメディアに掲載された上位のアンケート結果です。
たしかにホスト国である日本の人がすべてラグビーファンかと言われたらそれは違います。
でも、ラグビーが大好きな外国人がわざわざ日本に来てくれるのですから、ファンであるなしに関わらず、真摯な態度で接するべきだと私は思います。
そして日本で行われるラグビーワールドカップがきっかけとなって、日本人や外国人の中にもラグビーフアンが一人でも増えてくれたらこれ以上幸せなことはありません。
このアンケートをプラスに受け止めてワールドカップを成功させましょう。
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