こんばんはです。
ジョージア対ウルグアイの試合は9月29日に熊谷ラグビー場で行われました。
ジョージアといえば9月23日にウェールズと戦って14対43の大差をつけられ負けてしまいましたよね。
かたやウルグアイはと言えば格上のフィージーに30対27で勝っています。もう勢いがハンパないって感じでしょう。
さて、試合結果はどうだったのでしょうか。
結論から言うとジョージア対ウルグアイ戦は33対7でジョージアが勝ちました。ジョージアが意地を見せてくれた試合でしたね。
でも、勢いのあるウルグアイにジョージアはどうして勝てたのでしょう?
まず、私が注目したのが前回の試合からどれだけ休めたか?ってことなんですよ。
ご存知の通り、ラグビーというスポーツは限りなくハードな内容となっています。もう、生傷の絶えないスポーツなんです。だから次の試合までには休めるだけ休みたいだろうと考えるんですね。
で、調べてみたらジョージアが中5日でウルグアイが中3日でした。つまりジョージアの方がたくさん休めたわけなんです。時間も味方したってことでしょうか。
次に気になったのが天候というか気温というか、暑さです。最近は朝晩は涼しくなってきたとは言え、まだ日中は暑いですよね。
9月29日は最高気温が30度で湿度が60%。これでは強靭な体を持った選手でさえバテてしまいますよ。
休める日数も少ない上に、試合当日は高温多湿とは・・・ウルグアイは良いコンディションではなかったのでは?と思います。現にこの試合では動きも鈍かったように見えましたし。
一方、勝利したジョージアは元気はつらつでした。ウェールズとの試合から先発メンバーを12人も変えてきたのですから。
それではここから試合内容を観ていきましょう。
まず、先に点を取ったのは元気はつらつジョージアでした。前半から8分ごろウルグアイが反則、それでもジョージは迷わずスクラムを選んでトライを狙いに行きます。
ジョージアのスクラムの前にウルグアイは元気がありません。アプラシゼからテド・アブジャンダゼへ、それからラシャ・フマラゼからサンドロ・トドゥアと渡ってトライ。ゴール失敗で5-0となりました。
ウルグアイも何とか反撃しようと試みるも、あれだけ安定していたラインアウトでどういう訳かミスが続きます。こういう時のミスってどうして連鎖するのでしょうか。
ようやくボールを手にしても体がついて行かないようでハンドリングエラーが多かった気がしました。
前半29分ごろにはNo.8のオタル・ギオルガゼがゴール中央に飛び込み7点を得ました。もう観ていられない!と思ったとき、ウルグアイがやってくれたんです。
マイボールをイグナシオ・ドッティがクリーンキャッチ!それからLファン・マヌエル・ガミナラからサンティアゴ・アラタと回し、ロドリゴ・シルバが返しのパスを受けてラインブレイク。
最後はラストパスを受けたアンドレス・ビラセカがゴール。さぁ、これで5点差(12-7)ですよ。
後半になるとジョージアは、グングン出てくるウルグアイのディフェンスに裏へのキック作戦を開始します。
そんな後半2分ごろ、アブジャンダゼの裏キック。その後崩れたスクラムからレヴァン・チラチャヴァがインゴール!!ゴール成功で19-7。うう、点差が開いてしまった・・・。
またまたその9分後には、ラインアウトからモールを押し込んでのトライでした。ゴール成功で26-7。
さらに後半17分には、ギオルギ・クヴェセラゼがトライを決めてゴール成功で33-7となったわけです。
もう、ウルグアイの選手にはゆっくり体を休めて欲しいです。今回の試合は疲れが見えたウルグアイがかわいそうでした。
しかし、そんなこともみんな引っくるめてワールドカップなのです。試合と試合の間がまちまちであるのは仕方がないことなんですね。
さぁ、もう終わったことは気にしないで行きましょう。
次の対戦はジョージが10月3日に東大阪市花園ラグビー場でフィジーと戦うことになっています。フィジーはここまで2連敗してますから死にものぐるいで挑んでくるでしょう。目が話せない試合になると思いますね。
ウルグアイは中5日でオーストラリアと戦います。十分に休養を取って肉体的にも精神的にもベストな状態で戦って欲しいです。
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